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読書とお金はつながる――お金持ちになりたい人が必ず読むべき9冊。

読書とお金はつながる――お金持ちになりたい人が必ず読むべき9冊。

お金持ちには読書家が多い。

そんな言葉を聞いたことがあるかと思います。しかし、具体的にどの本を読めばお金持ちになれるのでしょうか? それはもちろん人によるのでしょうが、私は学生ながらいくつか軸となる本があると考えています。そこで今回は、「読書とお金はつながる」をテーマに、必ず読むべき本をご紹介します。

お金持ちの思考法を知る3冊

お金持ちってどんな思考法をしているんだろう?

そう考えている方におすすめしたいのが、世界中でベストセラーになっている「金持ち父さんシリーズ」です。シリーズ著者であるロバート氏は、幼少時代、ひょんなことから学歴もキャリアもない金持ち父さんからお金の授業を受けることになります。ストーリー中、金持ち父さんはロバート少年を低賃金でコンビニ店員として雇いますが、少年は当然のごとく憤慨。賃上げを要求する少年に対して、金持ち父さんは次のように教えを授けます。

君は物の見方を変えなくちゃだめだよ。私が問題なんだと思っていたら私を変えなければ解決しない。もし自分自身が問題なんだと気付けば自分のことなら変えられるし何かを学んでより賢くなることも出来る。たいていの人が自分以外の人間を変えたいと思う。でもよく覚えておくんだ。他の誰かを変えることよりも自分自身を変えることの方がずっと簡単なんだ。

(引用元:ロバート・キヨサキ著,白根美保子訳(2013),『金持ち父さん貧乏父さん』,筑摩書房.)

この後、ロバート少年は、買われなかった漫画雑誌が捨てられるところを目撃します。そして、それらをタダで引き取り、漫画雑誌図書館をオープン。近所の小学生から入館料10セントを受け取るビジネスを始め、お金を自分のために働かせることを学んだのでした。

ロバート氏と同様、『思考は現実化する』の著者ナポレオン・ヒル氏も、お金を稼ぐためには思考回路を変えなければならないと主張するひとり。また読書だけでなく、人から学ぶ力を身につけるために、『人を動かす』なども併せて読んでみてはいかがでしょうか。

起業家の半生に学ぶ3冊

本って読んでも、なかなか行動に移せなくて……。

そんな人も多いのではないでしょうか。でも、行動力って意外と簡単につくものですよ。一番簡単な方法は、行動を起こしている人を真似すること。私自身、二年前に、世界の途上国でバッグやジュエリーを作る山口絵里子さんによる自伝『裸でも生きる』を読んだことで、当時通っていた大学を中退し、アメリカの大学に行く決心をすることができました。

成功者たちの半生は多くの書籍で語られていますが、特にオススメしたいのが以下の3冊です。

イーロン・マスク 未来を創る男』(アシュリー・バンス著、斎藤栄一郎訳、2015年、講談社
孫正義 300年王国への野望』(杉本貴司著、2017年、日本経済新聞出版社
ジェフ・ベゾス 果てなき野望』(ブラッド・ストーン著、井口耕二訳、2014年、日経BP社)

特に孫正義 300年王国への野望』の中では、余命五年を宣告された孫正義氏は、死の床に伏してなお、病室でのべ3000冊もの本を読み切ったと述べられています。病気が完治してからは、会社は破竹の勢いで成長し、現在時価総額10兆円(2017年8月値)にも及ぶソフトバンク社を一代で築き上げたのです。偉大な起業家がどれだけ本を読んでいるか、ということも分かりますね。

その他にも、起業家で、スペースX、テスラ社のCEOとしても知られるイーロン・マスク氏も、小学生時代には学校の図書館にあるすべての本を読破し、最終的には百科事典を読んでいたといいます。現在の超大企業の経営者たちは未来に何を見据えているのか。彼らは何を思い起業し、これからどこへ向かっていくのか。そういった偉大な起業家たちの半生を知ることで、あなたがいまやるべきことが見えてくるはずです。

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時流を知る3冊

読書とお金をつなげるときに肝心なのは、「成功者特有の思考法を知ること」、「成功するまでの経路を思い描くこと」、そして最後に紹介する「時流を知り、勉強をすること」です。

孫正義 300年王国への野望』の中にも時流を読むことで莫大な利益を上げた、孫氏の姿が描かれています。

1980年代前半、米国でスティーブ・ジョブズ率いるAppleの影響で、米国や日本で徐々にパソコンが流行りはじめていました。当時23歳、米国の大学を卒業したばかりの孫氏はそのことをいち早く察知。1年間学び考え続けた結果、パソコンのメインフレームを日本にさらに普及させるには、ソフトが充実していることが重要だと結論を出します。そこで、ソフトが世界中から集まる銀行のようなところということで、Softbankを起業。ボンバーマンのゲームで知られるHudsonなどからソフトを大量に仕入れ、それを大阪の大型家電量販店に卸すことによって、大きな利益をあげたのです。

しかし、時代は常に移り変わってゆくもの。我流で学ぶのには限界があるでしょう。そこで参考にしていただきたいのが、以下の3冊です。

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』(松尾豊著、2015年、KADOKAWA/中経出版
『いまさら聞けない ビットコインブロックチェーン(大塚雄介、2017年、ディスカヴァー・トゥエンティワン
ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える』(ビクター・マイヤー=ショーンベルガー、ケネス・クキエ著、斎藤栄一郎訳、2013年、講談社

AI、IoT、ビッグデータ、仮想通貨、ブロックチェーン、EV、ドローン、こういったキーワードを深堀りし原理までさかのぼる忍耐力があれば、読書とお金は必ずつながるはずです。