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徒歩通勤で浮くお金は?

徒歩通勤で浮くお金は?

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では、徒歩通勤になることによって浮くお金はないのでしょうか?その人の生活パターンにもよりますが、3つ浮かせることが可能なお金があると思います。

1. タクシー代金 9,300円

終電で帰る気でも、飲んでるとついつい盛り上がってしまい、終電を逃してしまうことがありますよね。もしくは、プレゼン前などで、終電で帰れないことも。タクシーになってしまう日が月に1回あるとすると、渋谷から妙蓮寺までは9,300円なので、徒歩通勤の場合はこのタクシー代金が浮きます。

2. 昼食費 5,500円

家が徒歩10分ならお昼どきにいったん家に帰ってご飯を食べることが可能。外食なら1食750円のところ、おかずだけ買って、家でお米を食べれば1食250円におさえることができます。

会社の人との付き合いや外出もあるため、家で昼食を食べるのは2日に1回の割合とすると、1ヶ月で11回✕500円で、合計5,500円を浮かせることができます。

3. 飲み代 7,000円

会社の同僚と飲む時に、居酒屋で飲むのではなく、自分の家で家飲みをするようにしましょう。同僚たちもお金が浮くので喜んでくると思います。

居酒屋で飲むと1回5,000円かかるところ、家飲みをすれば1,500円におさえることができます。これが月に2回で、2回✕3,500円で、合計7,000円を浮かせることができます。

そしてタクシー代、昼食代、飲み代の3つの浮いた金額を合計すると、なんと2万1,800円になります。これを、1ヶ月の家賃の差額から差し引くと、3万2,000円−2万1,800円=1万200円、になりました。

12ヶ月で考えると12万2,400円の差額です。

1年で12万2,400円の差額で徒歩通勤が実現できるなら・・・ちょっと悩みませんか。

通勤時間を金額換算すると?

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それでは次に、妙蓮寺から電車で通う場合に、徒歩通勤より余分にかかっている時間を、もしも金額換算してみたら、どうなるのでしょうか。

徒歩通勤が往復で20分に対して、電車通勤は98分、1日の差は78分になります。これを金額換算するといくらになるでしょうか。金額換算の基準は、年収からその人の時間単価を割り出して、当てはめてみましょう。

例えば1日8時間労働+平均残業時間が2時間で、1日平均10時間労働、月に22日の勤務とすると、月の総労働時間は220時間です。年収450万円を年俸制と考えて12で割ると、1ヶ月の月収は37万5,000円です。

そして1ヶ月の月収37万5,000円を、1ヶ月の総労働時間、220時間で割ると時給1,704円です。1分あたりの単価にすると約28,4円という数字になります。

1日の通勤時間の差は78分だったので、これに1分あたりの単価をかけると2,215円になります。

つまり年収450万円で月に220時間働いている人の場合、徒歩通勤に比べて余分にかかる78分を時給をベースに金額換算すると、2,215円になります。勤務日が22日だとすると、2,215円✕22=48,730円になります。

実際にポケットに入ってくるお金ではないので、一概には言えませんが、この48,730円という数字はどのように感じますでしょうか?これだったら引っ越そうかなという人もいるかもしれませんね。

通勤のストレスを金額換算してみると?

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朝の満員電車、つらいですよね。東横線は朝の通勤時、かなり混みます。この通勤電車によるストレスは金額換算できないのでしょうか?

『意志力の科学』(インターシフト)や『スタンフォードの自分を変える教室』(大和書房)などで紹介されていますが、なにかを我慢した後は、次の誘惑に負けやすいことが実験により証明されてます。

つまり、やる気や意思は体力と同じように有限なので、「ストレス」や「やりたくないことをする」とその分だけ何かに取り組むための意思力が減ってしまい、本来いちばんやるべきことに向かう力がなくなってしまいます。

意思力を消耗すると使えなくなり、回復させるには適度な栄養と睡眠が必要になります。

そのため、満員電車を1回我慢したら、そのぶん美味しいものを食べて、意思力を回復する必要があります。

これが妥当かどうか定かではありませんが、朝の満員電車1回分のストレスを解消するのに、ローソンのプレミアムロールケーキ1個が必要と仮定しましょう。

そうすると22日✕154円=3,388円で、
1ヶ月分の朝の満員電車のストレスを解消するのに3,388円が必要になります。

そして、プレミアムロールケーキ22個分のカロリー、227cal✕22=4,994cal が、もれなくセットでついてきます。

こういった目にみえないストレスも金額やカロリーに換算してみると、とらえやすくなるかもしれません。

住んでみないとわからない

会社から歩いて通える場所に住むなんて現実的ではないと思っていた人も、こういった観点で考えてみると、検討しても良いかなと感じるかもしれません。

もちろん現実的には、難しいことも多いですが、固定概念に縛られず、会社の徒歩圏内に住めないか調べてみてください。

ちなみに、実際に横浜から神泉町に引っ越して、歩いて渋谷の会社に通勤している知人がいたので、この記事のようにお金が浮いたかどうか確認してみました。そうしたら、「渋谷は飲み屋などの楽しい場所があり過ぎて、飲みに行く回数が増えたため、大幅に出費が増えた」そうです!

会社から家が近くなると楽だけど誘惑も増える・・・その誘惑を我慢すると、またプレミアムロールケーキを買うことになるかもしれない・・・一長一短ですが、あなたはどちらを選びますか?