https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=0100cw3a00jc5t

“断り下手” な人はなぜ仕事で失敗するのか? 信頼を落とさない「上手な断り方」

“断り下手” な人はなぜ仕事で失敗するのか? 信頼を落とさない「上手な断り方」

「この仕事、お願いしてもいいかな?」
「今度〇〇に付き合ってほしいんだけど……」

ビジネスにおいても、プライベートにおいても、仕事を振られたり頼み事をされたりすることは多々ありますよね。余裕がない時や、自分にとってキャパオーバーな時には断りたいものの、「相手に申し訳ない」とついつい何でも引き受けてしまう方も多いのではないでしょうか。

今回は「断ることのメリット」と「断る力の身につけ方」をご紹介します。

断ることは悪いことなのか? ~対人関係編~

断ったら申し訳ない、角が立つ、嫌われるかもしれない……。
このような感情から、私たちは断ることを避けがちですが、はたして本当に断ることは悪いことなのでしょうか。

例えば、あなたが友人からの頻繁な頼み事を断れずに引き受け続けているとしましょう。時には断りたいこともあるのにいつも断ることができず、内心では嫌々ながら頼みを引き受けることも。すると、あなたはその友人との付き合い自体が徐々に負担に感じられてきて、友人に対する嫌悪感が生まれてくる可能性があります。友人に対する好意を失って、友人関係も持続しなくなってくるかもしれません。

その友人に対する感情が大きくマイナスに傾いてしまえば、友人を思い遣ることもできなくなるはずです。こうして友人関係が破綻してしまったら、本当に友人が困っている時にも助けてあげることができなくなってしまうでしょう。

こんなことにならないためには、自分にとって大きな負担になるような頼み事は断る勇気を持たなくてはなりません。断りたいという自分の意志を示さずに悶々と不満を溜め込んでいたら、ストレスも溜まりますし、人間関係にヒビが入りかねません。

相手に申し訳ないと思うあまり断りきれないのだとしても、断れずに無理をすることになったり中途半端な対応をしたりしてしまったら、思い通りの結果は得られませんよね。自分に何ができて何ができないかを相手に伝えてきちんと断った方が、誠実な印象を与えることができるはずです。

きちんと断ることは、自分の意思を尊重することになるだけでなく、結果的には、良好な人間関係を保ち相手のことを尊重できる関係を維持することにもつながるのです。